VTOLドローン(Vertical Takeoff and Landing)とは、ヘリコプターのように垂直離着陸ができて、固定翼機のように高速巡航も可能なドローンのことです。固定翼ドローンなどとも呼ばれます。
VTOLドローンは、マルチコプター(通常のドローン)のように滑走路などの広いスペースがなくても離着陸できて、かつ固定翼機のように高速で長距離を移動できるので、省電力で広範囲の測量などに活用できるのが特徴です。
一方で、VTOLドローンを操縦するためには、飛行の離着陸技術も学ぶ必要があるため、広い滑走路がある教習所が必要となります。また、通常のドローンに比べて教える講師も高い技術が必要となります。
VTOLドローンの必要性
VTOLドローンの必要性は年々高まっています。
通常のドローン(マルチコプター)は低速で、広範囲を移動するためには膨大な電力を使います。そのため、広範囲の測量や調査などには不向きです。
一方で、産業としての測量や撮影を伴う調査は広範囲で行うことが多く、広範囲の調査・撮影の需要は高まっています。省電力で広範囲の移動ができるVTOLドローンを使用すると、格段に測量能力が上がり、かつ調査工数の効率化にもつながります。
VTOLドローンの操縦は難しい?
必要性の高まるVTOLドローンですが、その操縦は難しいのでしょうか?
基本的には、高度な自動操縦機能(オート操作機能)が搭載されているため操縦はそれほど難しくありません。
しかしながら、資格や教習の実機訓練では「自動制御が効かなくなった場合のマニュアル操作の練習」もカリキュラムで必要となります。この「VTOLドローンのマニュアル操作」はそれなりに技術が必要です。
そのため
- VTOLドローンの操作を教える技術
- フライトシミュレーターを扱う技術
- 上記の技術を有する教習コースの有無
上記が重要になります。
VTOLドローンの操作を教える技術(講師のレベルの高さ)と、フライトシミュレーターの扱う技術があり、教習・体験コースとして実施している教習所が群馬ドローンパークになります。
群馬ドローンパークとは?
群馬ドローンパークは、群馬県富岡市にある「一般社団法人群馬ドローンパーク」が運営するドローンの資格取得ができる教習所です。
発足以来、ドローンでの地域産業の活性化・経済振興にも力を入れていて、地元の富岡実業高校と協力しながら、同校のドローン教習カリキュラム導入と実技の教育を実施。令和6年には、同校の女子生徒が、国家資格「二等無人航空機操縦士」を合格するなど実績を残しています。
また、ドローンパイロットとして現場で活躍している教習員や、長くドローンの開発事業に携わっている教習員など、講師のレベルが高いのも群馬ドローンパークの魅力の一つです。
単に、ドローンに詳しい・資格が取れるというだけではなく、高校への実技指導などを通じて「わかりやすく教えて育てる」という、実技教習において一番大事な部分をもっとも得意とするのが群馬ドローンパークです。
群馬ドローンパークだけの強み
なぜVTOLドローンの教習は群馬ドローンパークがいいのか?
群馬ドローンパークだけの強みを紹介します。
講師が優秀
最初にも触れましたが、
講師陣が超優秀!
特に、講師の一人でもある「横山 勉さん」は、ドローン業界では知る人ぞ知る有名人です。
横山さんは、早くから仕事としての産業用ドローンに目をつけ、ドローン開発事業を立ち上げ長くドローン開発や操縦操作に携わってきた第一人者です。ドローン開発事業において、横山さんの名前を知らない人はいないくらいの有名人。
そんな横山さんがドローン(マルチコプター)に興味を持つきっかけとなったのが、こちらも長い間趣味としているラジコン飛行機をはじめとする固定翼機の操縦。
ドローン(マルチコプター)の操縦と固定翼機の操縦。この2つの技術が必要なVTOLドローンの講師はなかなかいませんが、この2つの技術を非常に高いレベルで備えているのが、横山さんをはじめとする群馬ドローンパークの講師陣なんです。
一般社団法人としての信頼と実績
群馬ドローンパークは、一般社団法人として、富岡市をはじめ関係各所の自治体や会議所からお墨付きをもらっている信頼性があります。
もちろん名ばかりの信頼ではなく、富岡実業高校へのドローンカリキュラムの導入・技術指導などの実績を持ち、数多くの合格者を出している教習所です。
高校などの教育機関への教習を経て、「わかりやすく人に伝わる教習」というノウハウの元、初心者でもわかりやすく短期間で技術が習得できるという評判の実績もあります。
広い滑走路がある
群馬ドローンパークには、VTOLドローンを操縦するための広い滑走路があります。
本来、普通のドローンは体育館でも教習ができるほど、あまり場所を選ばない機体です。VTOLドローンも垂直離着陸が可能で、ラジコン飛行機のように滑走路(滑走面)が必要なさそうです。
ですが、VTOLドローンの教習には滑走路が必要です。
教習や体験のカリキュラムとして、滑走路での離着陸試験があるからです。
さらに、固定翼を使った高速巡航には、ドローン以上の広い飛行場所が必要となります。
広い滑走路と広い飛行場所。
この2つを持つのが群馬ドローンパークの飛行場であり、VTOLドローン教習になくてはならない要素なんです。
VTOLドローン教習の内容と価格
群馬ドローンパークでは、まずはじめに体験会(1日)でVTOLドローンを体験してもらい、必要があれば本格的なVTOLドローン教習の受講をおすすめしています。
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VTOLドローン1日体験会
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(必要があれば)教習講座へご案内
VTOLドローン体験会の内容
体験会のカリキュラムと価格です。
座学 | VTOLドローンの仕組み、航空力学、法律、操作方法、危機回避方法など、群馬ドローンパークオリジナルのカリキュラムで学びます。 |
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シミュレーター | パソコン上のフライトシミュレーターを使用して、実際の操作感を体験してもらいます。VTOLドローンの技術向上に、フライトシミュレーターの存在は欠かせません。 |
実技 | 実際のフライトは、群馬ドローンパークの飛行場にある、広大な屋外フィールドを使用します。固定翼機の飛行訓練、自動制御による自動航行、マニュアル操作によるVTOLドローンの操縦を体験してもらいます。 |
時間 | 約1日(9時~16時) |
費用 | 5,000円/人(税抜き) ※5人以上の申し込みで団体割引もあります。 |
使用機体 | ウィングコプター、ウィントラ、ebee、discoなど ※体験会の開催日によって異なります。詳しくはお問い合わせでご確認ください。 |
現在、体験会は不定期で随時開催しています。
詳しくは【お電話】か【お問い合わせフォーム】からお問い合わせください。
お問い合わせ
【お電話】or【お問い合わせフォーム】からお問い合わせください。
※お問い合わせ先はどちらも群馬ドローンパーク VTOLドローン体験会の担当になります。
【お電話】
090-3330-9817
※お電話の際は「ホームページを見た」とお伝えください。
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